定価7,857円(7,143円+税)
在庫:あり
本書では、深刻化している環境問題に対して、開発途上国の貧困解消と経済発展を進めつつ、環境保全の利益を損なわないように、持続可能な開発を実現する方法が模索される。特に、先進工業国と開発途上国とが「共通だが差がある責任」をふまえ、各々どのような環境対策を採用すればよいのか、開発途上国に対する有効な国際協力はどうあるべきか、について具体的に議論される。なお、本書は、12年度科学研究費・研究成果促進費による出版である。
東海大学教養学部人間環境学科助教授。中央大学地球環境研究推進委員会特別研究員。