マレー・N・ロスバード 著
吉田靖彦 訳
定価5,500円(5,000円+税)
在庫:なし
K・メンガーが創始し、ベーム・バヴェルクが継承、発展したオーストリア学派経済学はL・ミーゼスの「人間行為学」に集大成された。ミーゼスの魅力は経済の将来への先見性である。ミーゼスは1920年の論文で社会主義体制の崩壊を的確に予見し、1929年10月末に始まる米国大不況も予言した。著者ロスバードはミーゼスの学統を継ぎ、「人間行為学」の方法により自由市場の経済原理を一般知識人、学生に論理的に解り易く解説する。
青山学院大学名誉教授。