定価2,096円(1,905円+税)
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乳児の発達は遺伝子に組み込まれているのでしょうが、これが正常に始動するには親、とくに母親の愛情が必要です。さらに身体的運動は、まず『丸まること』から『伸びること』という過程を経て発達します。その間、乳児には一見無意味とも思える運動が多々見られます。しかし、これらは発達のための準備であり、何一つ無駄な行動は無いのです。問題は私たちが彼をどのように支援すべきかであって、このことを考えるが本書の目的なのです。
久留米信愛女学院短期大学教授。医学博士、小児科認定医。