定価5,238円(4,762円+税)
在庫:あり
このブラームス伝上巻ではブラームスの生誕の時から彼が故郷を去ってハンブルクを去るまでの時期を扱っている。ハンガリア舞曲やピアノ協奏曲第一番などの傑作によって、シューマンとの出会いと、彼の発狂、そして永眠という苦い経験があった。その後の彼が次々に大作を生み出していくことになるための基礎が形成される極めて重要な時期を彼の作品の進化の過程を追跡しながら描いているユニークなフランス人の著者による膨大な伝記である。【上製本】
近畿大学助教授。ドイツのヘルダーリン、フランスのシャルドンヌ等を中心に研究。