定価6,076円(5,524円+税)
在庫:あり
WTOおよびFTA交渉という多国間・二国間関係の中で、日本農業が直面する問題点を的確に捉え、将来方向を示唆するための枠組みと分析事例を提示。OECDによるPSE(生産者支持推計量)やWTO農業協定が定めるAMS(助成合計量)など、国際的に受け入れられているターミノロジーと計量分析的枠組みにより、長期的に見たわが国農業政策の効果と問題点を明らかにする。
農林水産省農業総合研究所(現農林水産政策研究所)、国際農林水産業研究センターを経て、現在、和光大学経済経営学部教授。専門は、環境経済学、食料経済学。