定価2,860円(2,600円+税)
在庫:あり
21世紀は、人類の存亡のかかった世紀である。貧困、エネルギー、食糧、環境、人口、エイズ、麻薬などの地球環境問題群も、途上国問題の解決にかかっている。21世紀の途上国開発論は、これまでの発想を転換してグッド・ガバナンス論を取り込んだ新たな枠組みが要請されている。本書は、最近の開発理論の成果を取り込んだ新しい国際開発協力論の体系的概説書である。又、本書は日本外交と対外援助、日本のODAの概観と課題、そして、ODA戦略を含む日本の外交戦略について新たな視点を提示した意欲的作品である。
福岡国際大学・国際コミュニケーション学部教授。国際関係論、国際協力論、国際コミュニケーション論などを担当。