定価4,486円(4,078円+税)
在庫:あり
本著はI・M・ツァイトリンの「Ideology and the Development of Sociological Theory」の全訳である。マルクスに関する議論を中心に、ウェーバー、パレート、デュルケーム、マンハイムなどの諸理論が、彼の思想との関連において検討され、古典的な社会学理論の論争点とイデオロギー的な要素が浮彫りにされる。まさに著者がいうように本著は「社会学理論と、そしてより特殊的には、そのイデオロギー的要素との発展の批判的な検討」の書と位置づけされよう。
中京大学教授。