山村嘉己
定価3,204円(2,913円+税)
在庫:あり
フランス象徴詩派は言語を意味内容の伝達よりも感覚・情調を喚起する記号として用い、内的眩量を表現しようとして1880年代、現実主義に対立して起ったものである。本著では、このボードレールから始まり19世紀いっぱいに及ぶ、フランス象徴詩派の歴史が作品に即してわかりやすく紹介、解説される。
関西大学フランス文学科教授。