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ピクチャレスク・ウェールズの創造と変容
  • 仕様:A5判上製
  • 340ページ
  • ISBN978-4-88359-244-9
  • 発行日:2007/02/28

ピクチャレスク・ウェールズの創造と変容

-19世紀ウェールズの観光言説と詩に表象される民族的イメージの考察-

森野聡子・森野和弥

定価7,857円(7,143円+税)

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概要

ブリテン島西辺の少数言語地域ウェールズは、英語・英語文化とは異なる自己のアイデンティティや伝統意識を、イングランドとのまなざしの交錯の中で、どのようにして作り上げてきたのか。風景画、観光書、民族衣裳、民族文化大祭アイステッズヴォッド、男性労働者クワイア―イングランドの<隣人>にして<他者>ウェールズのナショナル・イメージを絵解く、ネイション・ビルディングの文化史。

著者紹介

森野聡子(もりの さとこ)

静岡大学情報学部教授。連合王国ウェールズ大学より博士号取得。専門はメディア記号論およびアイデンティティ・ポリティクスの言説研究。

    【主要著書】
  • 『ケルト-生きている神話-』(翻訳、創元社)
  • 『ヘンリー八世の六人の妃』(翻訳、創元社)
  • 『映画記号論入門』(共訳、松柏社)
森野和弥(もりの かずや)

静岡大学教育学部教授。専門は身体文化論および民族文化の身体表現としての祭り・イベントの研究。

    【主要著書】
  • 『ヘンリー八世の六人の妃』(翻訳、創元社)
  • 『イスラームにおける女性とジェンダー』(共訳、法政大学出版局)
※発行時の奥付より

助成出版

平成18年度科学研究費補助金研究成果公開促進費・学術図書による出版

装幀