定価2,619円(2,381円+税)
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環境調査の場合に最も重要なことは、『対象とする現象を直視し、その本質を頭だけではなく、五感で感じ取ることである』と考える。そのことによって、観測者は、少なからぬ感動を覚えるであろう。この感動こそが、心を動かし研究のエネルギー源となると考える。著者は現場主義に徹し、この感動を大切にして研究に取り組んできた。本書では、著者の研究成果をもとに、フィールドでの環境調査について、基礎から論文執筆まで平易に解説されている。
敬愛大学国際学部教授。理学博士(筑波大学)。専門は自然地理学、気候学、大気環境学。