定価5,500円(本体5,000円+税)
在庫:あり
日本の外航海運会社は、今日、その船隊のほとんどすべてをパナマ、リベリア、マーシャル諸島といった外国に船籍登録する。このような船を便宜置籍船と呼ぶ。日本の海運会社がなぜ、そして、どのようにこの便宜置籍船という制度を利用してきたのかということについての歴史を本書では概説する。それは戦前等の前史も含む。本書は日本の海運会社による便宜置籍船利用の歴史の概説としては、史上初のものである。
盛岡大学文学部英語文化学科准教授。岩手県立大学盛岡短期大学部非常勤講師。岩手大学人文社会科学部非常勤講師。
盛岡大学研究助成金等による出版