定価7,150円(本体6,500円+税)
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神経心理学は高次脳機能障害と大脳の損傷部位とを対応させようと研究され、大きな貢献をしてきた。しかし人間の高次な機能を完全に説明するには至っていない。本書は、高次脳機能を大脳皮質間の連関だけで説明するには限界があり、誤った解釈に陥る可能性さえあることを警告している。皮質と皮質下の連携という縦断方向の観点が重要であることを詳述した先見的な書物であり、今後の研究の方向性を指し示す貴重な図書である。
帝京平成大学 健康メディカル学部 言語聴覚学科
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