定価3,080円(本体2,800円+税)
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全国で活発に行われている農産物のブランド化。地元産だから売れるはず? 県の品種だから県名を品種名に入れるべき? 新しい品種が数多く育成され、品種間の競争になっているイチゴを素材として、ターゲットの設定、品種名の戦略的なネーミング、未知の品種が選択されるメカニズムを探る。農業サイドに偏った視点になりがちな農産物のブランド化について、流通・消費段階のリサーチに基づいて検討した、公設試発の研究成果の本。
東京農業大学国際食料情報学部准教授。専門は農産物の消費行動研究とマーケティング。
令和元年度 日本農業経営学会賞学術賞