定価1,980円(本体1,800円+税)
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1955(昭和30)年11月、日本民主党と自由党との保守合同で誕生した自由民主党は、一時期を除き、今日に至るまで長らく政権政党の座を維持し続けてきた。その道程は決して平坦なものではなく、試行錯誤の繰り返しではあったが、国民政党として数多くの成果を挙げてきた。それを可能にした力の源泉とは何なのか。歴代自民党総裁16人に加え、筆者が直に接した思い入れのある政治家を含む60人の軌跡を辿りながら、その答えを探る。
千葉科学大学教授。1954(昭和29)年生まれ。早稲田大学法学部卒業、国士舘大学大学院政治学研究科博士課程単位取得満期退学。1979(昭和54)年、ラジオ関東入社、報道部に勤務。1990(平成2)年、栃木新聞社入社、東京支社報道課長等を務める。その後、拓殖大学政経学部客員教授、青山学院大学講師等を経て、2004(平成16)年、現職。
著書に『党人・河野一郎』(春風社)、『伊藤昌哉・政論』(春風社)、『永田町床屋政談:議員会館地下二階「宮宗理髪室」で大物政治家たちが語ったホンネ』(新潮社)、『政権の誕生と崩壊:検証・平成連立政治の変遷過程』(ジュピター出版)等多数。