定価1,980円(本体1,800円+税)
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第1部では、「監視カメラ」の技術は中国が、半導体では、台湾のTSMCと韓国のサムソンの2強が世界を抑えていると述べる。第2部では、中国がGDP世界2位となった背景と当時の知的財産権摩擦の事例を新聞切り抜きで示す。第3部は、ベトナム戦争終結後、日本は難民約1万人を受入れた。中国の福建省人約2,826人が紛れ込み、送還した事実に触れる。第4部は、習近平政権のマンガ・アニメ対策と共に、中国の著作権法を紹介している。北京、香港、マカオと3つ音楽著作権協会があるが、1992年設立のMCSC(中国音楽著作権協会)に吸収合併されるだろうという見通しも述べる。
京大法卒、旧文部省に27 年間勤務、1988年から22年間、久留米大学法学部教授。現在、久留米大学名誉教授、著作権法学会会員、宗教法学会会員、日本マンガ学会著作権部会会員。公益社団法人 國際日本語普及協会理事。