042-765-6460
(営業時間|平日9:00~17:00)
続・犯罪心理学を学ぶための精神鑑定事例集
  • 仕様:A5判上製
  • 304ページ
  • ISBN978-4-88359-386-6
  • 発行日:2023/05/16

続・犯罪心理学を学ぶための精神鑑定事例集

辻惠介

定価3,300円(3,000円+税)

在庫:あり

フォームから注文

概要

第一線の精神鑑定医による事例集の第2弾。犯罪者の心理を読み解き、処遇法を検討する精神鑑定書は、犯罪心理学や司法精神医学の最良のテキストになり得る。引きこもりの末に金属バットと包丁で父を殺害した青年や、性犯罪を繰り返しながら将来は心理職に就きたいと希望する大学生、国際結婚で来日した2か月後に夫を殺害した外国人女性、覚せい剤を乱用してコンビニに立てこもったトラック運転手など、7事例の鑑定書を収録した本書は、初学者が犯罪事例の実際を思い描くためにも、専門家が精神鑑定の方法論を検討するためにも有用だろう。

目次

  • はじめに
『引きこもりの末に金属バットと包丁で父を殺害した事例I』
『性犯罪を起こしながら将来は心理職に就きたいと希望する事例J』
『国際結婚で来日した2か月後に夫を殺害した事例K』
『酒癖が悪く家族との争そい諍いが絶えない事例L』
『幻覚妄想状態で自宅に放火した総合失調症の事例M』
『覚せい剤を乱用してコンビニに立てこもった事例N』
『公判中に認知症が顕在化し裁判が継続できなくなった事例O』

著者紹介

武蔵野大学教授。同大学人間科学部長 兼 大学院人間社会研究科長。医学博士、精神保健指定医、日本精神神経学会神経科専門医、臨床心理士。専門は司法精神医学および精神病理学。

    【主要著書】
  • 『犯罪心理学を学ぶための精神鑑定事例集』(青山社、2008年)
  • 『改訂版 精神保健の基礎と実際』(文化書房博文社、共編著、2010年)
  • 『発達障害とキャリア支援』(金剛出版、共編著、2014年)
※発行時の奥付より

装幀