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翻訳出版

海外の研究者の論文や専門書を日本語に翻訳して、出版することもできます。

海外の著作物を翻訳して販売するためには、著作物の出版権を持っている出版社などと交渉が必要になります。個人では難しい翻訳出版契約も、弊社が著者に代わって、エージェント(出版物の著作権仲介会社)を通して海外の著作権者、出版社と折り合いがつくよう交渉し、翻訳権を取得いたします。これまでも多くの翻訳本を出版しておりますので、お任せください。

翻訳本の写真3
翻訳本の写真4
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翻訳本の写真6

翻訳出版の流れ

1.翻訳する書籍の確認

翻訳したい原書はすでに手元にあると思いますが、弊社に書籍名と本の概要をご連絡ください。翻訳されるにあたっての経緯や背景もお教えください。「どうして原書を翻訳したいのか」「翻訳した本を日本でどのように取り扱いたいのか」「著者とのご関係」など。

2.翻訳出版権の有無の確認

原書が日本において翻訳権がまだ契約されていないかの確認をします。既に他の出版社で翻訳出版権が契約されている場合には、新たに出版することは難しくなります。

3.エージェントと翻訳権の交渉

翻訳権がまだ契約されていなければ、エージェントを介して翻訳権取得のための調整を行います。海外で出版された書籍を翻訳して出版するには、その著作物の著作権や出版権を持っている著作者や出版社と権利関係について交渉する必要があります。勝手に出版することはできません。著者とお知り合いで、著者が翻訳出版することを了承していたとしても、著作権者が出版社や別の個人になっている場合もあるため、権利関係の確認は必須です。

4.条件のご提示と契約締結

翻訳出版に関する著作権利用料などの確認をとり、エージェントから提示された条件をご連絡させていただきます。提示された条件および弊社との出版契約(費用含む)をご確認いただき、出版のご意向が固まれば、エージェント及び版元の出版社と契約を締結いたします。

5.翻訳作業の開始

日本語への翻訳自体は、基本的に翻訳者ご自身にてご対応いただきます。翻訳は原書に忠実かつ正確に行わなければなりませんので、その分野に精通し、語学力に長けている必要がございます。翻訳されたものと原書を比較して、誤訳やニュアンスの違いがないかを入念にご確認ください。複数人が関係してくる共訳、監訳においても全文の正確性、統一性が保たれるようご配慮ください。翻訳を第三者の視点からチェックする必要がある場合には、翻訳会社や翻訳家に依頼いたします。日本語に訳された文章の編集や校正は弊社で対応いたします。

6.編集・校正

ここからの工程は、通常の出版の流れと同じになります。翻訳された本文を確認して編集や校正を進め、訳者に初校をお出しします。続いて、再校、念校、校了と進めていき、版下データを完成さていきます。

7.印刷・製本・納品

印刷してもいい状態となったら、印刷製本会社にデータを入稿します。概ね2~3週間で本が出来上がりますので、完成した本を訳者へ納品いたします。

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